6月下旬、北区の「柳原通商店街」でまちシルを開催。
柳原通商店街振興組合の理事長であり、ご自身も商店街でアフリカ雑貨&カフェギャラリー「バオバブの木」を営む神田久美子さんにまちを案内いただきました。
最初に、神田さんのお店でまちのことを紹介頂いてから、まち歩きスタート!
以前柳原通商店街を通学路として使っていた方、車で商店街を通るだけだったので歩いて見たかった方、名古屋の商店街が好きな方など多様な興味を持つ方にご参加頂きました。

「漢方のオガワドラッグ」や、「ととや魚春」の店主さんなどにお話しをお聞きしながら進みます。

次に商店街の名物プロジェクトである都市型養蜂プロジェクト「みつばちバーヤ」のはちみつを見せて頂きました!
こちらのはちみつは名古屋城周辺やビルの屋上で採れているとのこと。特別に試食させて頂きましたが、あまりの美味しさにびっくり。

次に向かったのは、長い歴史を持つ深島神社さんと、長栄寺さん。深島神社さんは商店街の氏神様であり、名古屋城の鬼門の守護神としても知られているそう。

商店街に戻って、再びお店を巡っていきます。幼少期から商店街の近くに住んでいたという神田さん。まち歩き中に商店街のたくさんの方とあいさつを交わされている姿から、商店街との関わりの深さを感じます。
途中で立ち寄った「天徳湯」さんでたまたま女将さんとばったり。
今はお風呂の部分は営業されていないとのことですが、特別に中を見せて頂けることになりました。


コロッケなどのテイクアウトが人気の、長年地域で愛されるお肉屋さんや、昔ながらの定食屋さん。
柳原通商店街を歩くと、地域の暮らしに寄り添い、日常に根付いた商店街であることが伝わってきます。

さらに商店街を歩いていくと、丁寧に手入れされた花壇が現れます。実はここは、かつて名鉄瀬戸線が走っていた、旧土居下駅付近の廃線跡。
当時の線路の急カーブの名残を、今でも見ることができます。

商店街には、歩いているだけで思わず目を留めたくなるレトロでかわいらしい「柳原通」の看板があちこちにあります。よく見ると、一つひとつ大きさや配置が少しずつ異なり、それぞれに個性が感じられるのも魅力です。

最後に訪れたのは、2026年3月にオープンしたばかりの「まちのクリエイティブルーム ユメツナベース」さんと古着やアクセサリーなどを販売されているセレクトショップ「NAMED STORE」さん。
ユメツナベースの窪井さんは、出店場所を探している際に偶然NAMED STOREの店主と出会ったそうです。
そして柳原通商店街の雰囲気や人のつながりに惹かれたことも、この場所での開業を決める理由の一つになったのだとか。


また、NAMED STOREの店主さんからは、「長い歴史がありながらも、新しいことを受け入れる土壌があるからこそ、新しいお店も入りやすいのではないか」というお話を伺いました。
その言葉は、柳原通商店街の新旧が交わる現在の姿を表しているように感じられました。

まち歩きの後は、再び神田さんのお店に戻り、参加者のみなさんと今日の感想を共有しました。

「学生時代によく通っていた場所の今の姿を見ることができて、変わっている部分と変わらない部分を見れて嬉しかった」
「ただ歩いているだけでは分からない、柳原通商店街の“今”を知ることができた」
「出会う商店街の人たちがみんな温かかった」
そんな感想が参加者のみなさんから聞かれました。
昔から受け継がれてきた歴史と、新しい挑戦が自然に溶け合う素敵な商店街でした。
案内してくださった神田さん、お話を聞かせてくださった柳原通商店街のみなさん、そしてご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
レポート/水野 ゆな
写真/まちシル部員(北井さくら・みゆう)、水野 ゆな